FXトレードではスリップページも経費のひとつですので重要

FXトレードにはスリッページというものがあります

特に経験の浅いFXトレーダーの場合は、このようなことがよくあります。

ある通貨を買って、為替レートが予想通りに動いたので、保有していた通貨を決済したとします。

しかし、決済後に為替レートを確認してみると、本来決済すべき為替レート（取引画面に表示されている為替レート）とは少し違っていました。

この取引画面に表示された為替レートと約定した為替レートの違いをFX業界ではスリッページと呼びますが、このテキストではスリッページについて説明します。

このテキストでは、スリッページについて説明します。

約定時にスリップした！？

FX取引をしていると、決済時に取引画面に表示される為替レートが変わっていることに気づくことがあります。これは手っ取り早く言うと、為替レートがスリップしたということですね。スリッページと呼ばれることもあります。

つまり、このようなFX法人の構造上起こりうる現象を、FX用語ではスリッページと呼んでいます。

つまり、スリッページとは、注文時に表示されている為替レートと、注文が成立した時の為替レートの差のことです。

ちなみに、このスリッページは注文を出した時に表示されるので、決済注文だけでなく、新規注文を出した時にも発生します。

例えば、100.00円でUSDJPYの買い注文を新規に発注したとします。

すると、その注文は約定しますが、約定価格は100.02円となっています。

この場合、スリッページは100.02円-100.00円＝0.02円となります。

つまり、この場合は0.02円＝2pipsの損をしたことになります。

このような場合には、次のようなコツを参考にしてみてはいかがでしょうか。

特に、主要な経済指標（米雇用統計やGDPなど）が発表されると、FX会社によってはスリッページが頻発することがあるので、注意が必要です。

ただし、このスリッページは、そのFX会社が使用しているシステムの強さに大きく左右されますので、FX会社を選ぶ際には、そのFX会社が使用しているシステムが強い（安定している）かどうかを見極めた方が良いでしょう。

ただ、私の経験上、スリッページがないFX会社を見たことがないので、FXで儲けるためにはスリッページは避けられないと考えた方が良いでしょう。

FXで稼ぐためにはスリッページは多少避けられないと考えた方が良いでしょう。