FXにはトレンドがあります
FX取引においては、現在の通貨の時価の方向性を見極めて、新規エントリーや決済注文などの取引戦略を立てることが不可欠です。
特に中長期のポジションでは、トレンドの方向性を見極める必要があります。
また、現在のトレンドが強い場合は順張り法でトレンドの方向性を追い、トレンドが弱くすぐに反転する可能性が高い場合は逆張り法を使うこともできます。
ただ、現在のトレンドの方向性がよくわからないという方もいらっしゃると思いますので、今回はFX取引におけるトレンドとトレンドラインについて解説していきます。
これらのトレンドラインはトレードをする上で必要なものです。
FX取引におけるトレンドラインの概要は以下の通りです。
トレンドとは?
このトレンドとは、簡単に言えば、通貨の市場価値が現在と将来でどのような方向に動くかということです。
現在も将来も相場が上昇していれば上昇トレンド、下落していれば下落トレンド、上昇も下落もせず横ばいであればトレンドではありません。
つまり、厳密に言えば、トレンドには上昇トレンドと下降トレンドの2種類しかありません。
ちなみに、「横ばいトレンド」という言葉は聞きません。
また、「トレンドが発生しているかどうか」が問題になります。これは、為替チャートのローソク足の高値と安値を見ることで判断できます。
例えば、ローソク足の安値が徐々に上昇している場合は上昇トレンド、高値が下落している場合は下降トレンドです。
このような例があります。
トレードにおけるトレンドラインとは?
一番理解しておきたいのは、現在の相場が上昇トレンドなのか下降トレンドなのかを判断するには、トレンドラインが一番わかりやすいということです。
トレンドラインとは、現在の為替相場が上昇傾向にあるのか、それとも下降傾向にあるのかを教えてくれる線です。下がっているのか?トレンドラインは、通貨相場が上昇しているのか下落しているのかを判断するためのラインです。
また、このトレンドラインを見ることで、現在の為替相場が上昇しているのか下落しているのかが一目でわかります。
相場が上がっているのか下がっているのかが一目でわかります。
トレンドラインの引き方
先ほど、上昇トレンドは上昇している安値、下降トレンドは下降している高値であることを説明しました。
つまり、上昇している安値と安値、下落している高値と高値を結ぶことでトレンドラインを引くことができます。
ただ、話をしているだけではよくわからないかもしれませんので、上昇トレンドと下降トレンドの両方のポイントチャートを用意しましたので、確認してみてください。
ぜひチェックしてみてください。
■上昇トレンド
■下降トレンド
これらのイラストを見ると、上昇傾向にある複数の安値を結ぶトレンドライン(画像1)と、下降傾向にある複数の高値を結ぶフレーバーライン(画像2)があることがわかりますよね?また、これらのトレンドラインを見ることで、現在のモードが上昇中なのか下落中なのかがわかります。
モードがない場合はトレンドラインを引くことができません)ちなみに、トレンドラインを引く際には、上昇トレンドと下降トレンドのそれぞれを結ぶ線が3本以上あることが望ましいとされており、線の本数が多いほど現在のトレンドが強いことを示しています。
また、数字が大きいほど現在のトレンドは強くなります。
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